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【2023年最新版】人気セキュリティソフトのおすすめ8選


パソコン、スマホ、タブレット、これらは常にコンピュータウイルスの脅威にさらされています。万が一ウィルスに感染すると、大事なパソコンやデータが破壊されたり、個人情報が流出し大きな被害を被ってしまうことも。
セキュリティソフトをきちんと使用していくと、それらの被害から守ってくれて未然に防ぐことができます。

そこで今回は最強のセキュリティソフトをランキング形式でご紹介。

無料版から有料版までたくさん種類がある中で「どれが一番良いの?」という人のために選び方など詳しく解説していきます。

「セキュリティソフトなんていらない」という方も、「導入を考えている」という方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

セキュリティソフトとは

セキュリティソフトとは、主にインターネットやUSBなどを介して感染するコンピューターウイルスからパソコンやスマホを守るソフトです。

コンピューターウイルスに感染したパソコンは予期せぬ動作をしたり、データが破損したり、最悪データや個人情報がネットワークを介して外部に流出する可能性があります。


こういった恐ろしい症状を引き起こすウイルスからパソコンを守り、また感染していた場合駆除を行うのがセキュリティソフトの主な役割です。

セキュリティソフトは必要か?

実は多くのパソコンには初期状態でセキュリティソフトが入ってます。

例えばWindows10(過去のWindowsにも)には「Windows ディフェンダー」や「Windows ファイヤーウォール」というセキュリティソフトが入っています。

※セキュリティーソフトの確認方法はWindowsなら「セキュリティ」から確認できます

「ということはわざわざセキュリティソフトを買う必要性はないのでは…?」と思うかもしれません。

確かに年々初期付属のセキュリティソフトも精度が上がっており、ちょっとしたウイルスであれば検知して除去できます。

ですが、こうしてる間にも新しいウイルスは作られ、また非常に速い速度で進化しています。

初期付属のセキュリティソフトはあくまでも「必要最低限」の性能しかなく、日々進化するウイルスに完全に対応しているとは言えません。

やはり、本気でウイルスからPCを守るなら専門でウイルスを解析、研究し、特性に合わせて常に最新データをアップデートするセキュリティソフトメーカーのソフトが一番です。

特にMicrosoftのサポートが切れたWindows XPなどを使っている場合、セキュリティソフトは無料でも有料でもいいので必ず入れておいたほうが良いでしょう。

またandroidなどのスマホにはセキュリティーソフトが必要ないと言われていましたが、現在スマホに感染するウイルスも見つかっているので導入をおすすめします。

アンドロイドの中でも特にギャラクシーはウイルスに強いと謳っていますが、日々進化する新しいウイルスに対して万全ではありません。

iPhoneやMacなどのアップル社製品はセキュリティが高いと言われていますが、感染しにくいだけで感染しないわけではないですし、ワンクリック詐欺などは防げません。

Windows10にもMacにも、アンドロイドにもセキュリティソフトは必要です。

スマホやパソコンには重要な会社のデータや個人情報を保存することが多くなっていますので、法人も個人もデータを守るためにセキュリティソフトを導入しましょう。

コンピューターウイルスとは


コンピュータウイルスとはパソコンを攻撃したり、情報を盗んだり、詐欺を行ったりするために人為的に作成されたプログラムの総称で、「マルウェア」と呼ぶこともあります。

厳密に言えばコンピューターウイルスはマルウェアの一種ですが、この辺はややこしいので割愛します。

本記事ではざっくりと「パソコンやスマホに侵入して悪さをするソフトやデータ」の事だと思ってください。
主なウイルスの種類 症状
トロイの木馬 正常なファイルやデータのふりをしてパソコンに侵入して悪さをする
スパイウェア PCに侵入して情報やデータを盗む
ウイルス レジストリの改ざんなどを行って増殖し不具合を起こす
このようにウイルスにも色々な種類がありますが、現在感染するウイルスのほとんどが「トロイの木馬型」です。

役に立つソフトやアプリのふりをしてユーザーにダウンロードさせて潜り込み、内部からデータを盗んだり、パソコンに不具合を起こさせるタイプです。

コンピューターウイルスに感染するとどんな症状が出る?

コンピューターウイルスに感染すると、ウイルスの種類によって様々な症状が現れます。
ウイルス感染時に現れる主な症状
  • パソコンの動作が急に重くなる
  • ブラウザやディスプレイに変な画面やポップアップ・メッセージが出る
  • パソコンが再起動やシャットダウンを繰り返す
  • ファイルやデータが消える
  • 見覚えのないデータやファイルが増える
  • メールが勝手に送信される
  • 各サイトのログインIDやパスワードが変わっていて入れない
  • 画像や情報が外部に流出した形跡がある
このように、パソコンやスマホで「何かがおかしい」といった症状が出ている場合、コンピューターウイルス感染している可能性があります。

症状が出ていればまだマシな方で、場合によってはひっそりと被害を受けている可能性もあります。


例えばネットショッピングで入力したクレジットカードの番号や住所氏名、ネットバンクの暗証番号と言ったデータが流出してしまう。

他にも画像やファイルデータが削除されることもあり、外部メディアなどにバックアップを取っていない場合は大事なデータが消えてしまうこともあります。

このように、コンピューターウイルスに感染すると、小さな問題から生活を脅かす大きな問題まで様々な被害を受ける可能性があります。

コンピューターウイルスはどこで感染する?

コンピュータウイルスはパソコン内で自然に発生することはなく、必ず「感染ルート」があります。

インターネットに接続した状態で不正なサイトにアクセスしたり、ウイルス付きのメールを開封したり、そのほかUSB,SDカードなどの外部メディアから感染します。

他にも、ウイルス付きのアプリやソフトをダウンロードした時や、意外なところではSkype利用中に感染した例もあります。


要はオンライン状態にしたり外部メディアを指した時など「外と繋いだ時」です。

逆に言えばネットにつながず、オフライン状態で外部メディアを差し込まなければコンピューターウイルスに感染することはありません。

セキュリティソフトのメリット・デメリット

セキュリティソフトにはメリットとデメリットがあります。

セキュリティソフトのメリット

  • コンピューターウイルスからパソコンやスマホを守る

セキュリティソフトのメリットは、コンピューターウイルスの脅威からパソコンやスマホといったデバイスを守れることです。

コンピューターウイルスに感染してしまうとパソコンが使いにくくなったり、最悪の場合、個人情報が流出したり金銭的な被害を被る可能性もあります。

こうした被害を食い止めるのがセキュリティソフトです。

PCやスマホが一般化したことで誰もがネットに接続したり、オンラインゲームで遊んだりする時代になった今、誰もがウイルスに感染するリスクがあります。

セキュリティソフトのデメリット

  • コストがかかる
  • パソコンの動作が重くなる
セキュリティソフトのデメリットは2つ、「導入コスト」と「PCに負荷がかかる」です。

 

セキュリティソフトはメーカーや製品、契約年数にもよりますが、1~3年で数千円~1万円程度のコストがかかります。

またセキュリティソフトはそこまでデータ量が重いソフトではありませんが、それでもPCに余分な負荷をかけることになります。

古いPCに最新の高性能セキュリティソフトを積んだりすると、動作がやや重くなってしまうということがあります。

セキュリティソフトの選び方

セキュリティソフトを選ぶときは以下の項目を重視して選びましょう。
  • 性能
  • 無料版か有料版か
  • 価格
  • 使用期間・対応台数などのライセンスの数
  • 対応OS・デバイス
  • パッケージ版かダウンロード版か

性能

一番最初に重視したいのは性能、「ウイルス対策がしっかりできるかどうか」です。
  • ウイルス検出力
  • スキャン速度
  • マルウェア対策
  • 迷惑メール対策
  • ランサムウェア対策
  • 不正サイトブロック
  • ペアレンタルコントロール
セキュリティソフトはウイルスからパソコンやスマホを守るソフトなので、この性能が弱かったら意味がないですね。

とはいえ今回ランキングで紹介しているような、主要メーカーの有名セキュリティソフトから選べばそこまで気にする必要はありません。

というのも、一流メーカーソフトであればどのソフトもウイルス検出率は高く、そのほかのウイルス対策も非常にしっかりしています。

少なくともウイルスやウイルス対策に詳しくない一般の方が実感できるほどの差はないでしょう。(もちろん明確な性能差はありますが)


そのため細かい性能差よりも「そのソフトが何に強いのか」という特徴をとらえて購入するのがおすすめです。

無料版か有料版か

セキュリティソフトには「無料版」と「有料版」があります。

無料版では、Windowsに最初から搭載されているDefenderのほか、「フリーソフト」と呼ばれる無料でずっと使えるセキュリティソフトもいくつか存在します。

ただ、無料のセキュリティソフトはやはり有料のソフトよりも性能が低いですし、怪しい無料ソフトの場合それそのものがウイルスの仕込まれたソフトの可能性もあります。

Picky’s編集部としてはやはり品質が安定していて、評価やレビューもきちんとあって安心して使える有料ソフトをおすすめします。

なお有料版も「一部機能を制限した無料版」や、「一定期間有料版と同じ機能が使える体験版」などがあります。

価格

セキュリティソフトは「保険」の意味合いが強く、使わなかったら「掛け捨て」になるのでいくら性能が高くても高額な製品はコスパを考えて躊躇してしまいますよね。

先述しましたが、有名なセキュリティソフトであればどのソフトでも一定以上の性能はあるので、「安いから」という選択してもいいでしょう。

もちろん高い製品には高いなりの理由があり、価格に比例して性能も高いことが多いので基本的にはそれなりの価格の物がおすすめですが。

使用期間・対応台数などのライセンスの数

セキュリティソフトには「使用期間」と「対応台数」があり、多くのセキュリティソフトでは、同じソフトで年数や対応台数の違う複数のパッケージを販売しています。

自分の持っているデバイスの数や使い方で必要なソフトを選ぶ必要があります。
使用期間 ソフトを使用できる年数・期間。切れたら更新するか買い替えが必要になる
対応台数 1つのソフトで何台のパソコンやスマホにインストールできるか。
使用期間はセキュリティソフトを購入してから使用できる(守ってもらえる)年数の事で、主に「1年」と「3年」があり、年数が長いほうがトータルでは安くなります。

1年の更新期限ごとにこまめに更新すると面倒ですし、更新料も高くつきますのでできれば3年契約版がおすすめです。

ただし、とりあえず1年使ってみて使用感を確認したい、場合によっては乗り換えたいという場合は1年版でもいいでしょう。

対応台数は、セキュリティソフトを購入したら1つのパッケージで「何台のPCやスマホにインストールできるか」で、多ければ多いほどたくさんのデバイスに入れられます。

家族3人全員がパソコンを持っているなら「3台まで対応」を買えば、1つのソフトで家族全員のパソコンにセキュリティソフトをインストールしてシェアすることができます。

 

1人でもPCとスマホとiPadを持っているならPC・モバイル・iPadタブレットに対応した「3台まで対応版」を買えば、1つのソフトですべてのデバイスが守れます。

対応OS・デバイス

セキュリティソフトはそれぞれのOSやデバイスに対応した製品を購入する必要があります。
  • Windows版
  • Mac版
  • iOS版
  • android版
iOSやandroid対応製品を購入すれば、iPhoneやipad mini、アンドロイドスマホにもセキュリティソフトをインストールすることができます。

全OSに対応し複数台インストールできる製品を購入すれば、パソコン・スマホ・タブレットを1つのセキュリティソフトで守ることができます。

パッケージ版かダウンロード版か

セキュリティソフトにはCDやBDなどでインストールする「パッケージ版」と、ネットから直接ダウンロードする「ダウンロード版」の2つがあります。

どちらも使い方や性能に差はなく、インストール方法や削除方法(アンインストール方法)も同じで、再インストールなども可能です。

強いて言えば契約年数や対応台数、価格が若干違います。

現在では多くのメーカーが簡単に使えて製品を送る必要のないダウンロード版を推奨しています。

パッケージ版はシリアルキー(暗証番号のようなもの)を紛失しにくいというメリットがありますが、基本的にはすぐ使えるダウンロード版のほうが便利です。

パッケージ版は買ってもその日のうちに使えないとか、CDドライブなどが無いとインストールできないというデメリットがあります。

アンチウイルスソフト8選を比較

1.ノートン 360

ノートン 360は、使用しているデバイスをウイルス・マルウェア・ランサムウェア・スパイウェアから保護できる機能を備えているアンチウイルスソフトです。また、万が一ランサムウェアによりファイルを暗号化されてファイルの復元化ができなくなった場合のために、クラウドバックアップ機能もあります。またノートンプロテクションプロミスというサービスにより、ノートン製品を購入してからウイルスに感染してしまった際にはウイルス駆除サポートや返金制度が提供されています。

ノートン 360の特徴
  • ウイルス・マルウェア・ランサムウェア・スパイウェアから保護
  • クラウドバックアップ機能あり
  • ノートン製品を購入してからウイルスに感染してしまった場合のウイルス駆除サポート・返金制度あり
【ノートン 360】公式サイトで詳しく見る

2.ウイルスバスター クラウド

ウイルスバスター クラウドは、トレンドマイクロのアンチウイルスソフトの1つです。トレンドマイクロ社は、アンチウイルスソフトのコンシューマ向け製品において13年連続で№1シェアを誇ります。ウイルスバスタークラウド1アカウントで3台までの保護ができます。個人情報や詐欺でお金をだまし取るフィッシング詐欺をブロックします。設定に心配がある方でも安心して使えるように365日年中無休のサポート体制があります。

ウイルスバスター クラウドの特徴
  • アンチウイルスソフトのコンシューマ向け製品において13年連続で№1シェア
  • ウイルスバスタークラウド1アカウントで3台まで保護
  • 設定が不安でも365日年中無休のサポート体制で安心
【ウイルスバスタークラウド】公式サイトで詳しく見る

3.AVGアンチウイルス

AVGアンチウイルスは、無料版でもマルウェア保護・メールシールド・リアルタイムのアップデート・フィッシング保護といった比較的充実した機能を搭載しております。ただし、有害なソフトのダウンロード防止・迷惑メール防止、・ファイアウォール機能などは有料版のみで提供しています。

AVGアンチウイルスの特徴
  • 無料版でもマルウェア保護・メールシールド・フィッシング保護といった比較的充実した機能を搭載
  • リアルタイムのアップデート
  • ファイアウォール機能などは有料版のみ
【AVGアンチウイルス】公式サイトで詳しく見る

4.Avira Free Antivirus

Avira Free Antivirusは、無料版の場合はウイルススキャン機能にくわえ、ウイルスに感染したサイトのブロック機能、フィッシング攻撃からのブロック機能が提供されています。一方でファイアウォール機能に関しては有料版のみの提供となっており、無料版の場合は広告が表示されます。

Avira Free Antivirusの特徴
  • 無料版でもウイルススキャンやフィッシング攻撃からのブロック機能あり
  • ファイアウォール機能は有料版のみ
  • 無料版の場合は広告表示あり
【Avira Free Antivirus】公式サイトで詳しく見る

5.Bitdefender Antivirus Free Edition

Bitdefender Antivirus Free Editionは、無料版ではウイルス検知と、有害なウェブサイトのフィルタリング機能・フィッシング対策機能があります。有料版の場合は、ファイアウォール機能・アンチスパム機能がついてきます。ウイルスの検知・マルウェアの除去に定評があります。

Bitdefender Antivirus Free Editionの特徴
  • 無料版ではウイルス検知・有害なウェブサイトのフィルタリング機能・フィッシング対策機能
  • ファイアウォール機能・アンチスパム機能は有料版のみ
  • ウイルスの検知・マルウェアの除去に定評あり
【Bitdefender Antivirus Free Edition】公式サイトで詳しく見る

6.KINGSOFT Internet Security

KINGSOFT Internet Securityは、動作が軽く操作画面がシンプルで使いやすく、広告表示される以外は、有料版と機能が変わらないコストパフォーマンスの高いアンチウイルスソフトです。また、無料のアンチウイルスソフトでありながら、サポート体制もしっかりしており、チャットボット・メール・電話でのサポートがあります。

KINGSOFT Internet Securityの特徴
  • 動作が軽くて操作画面がシンプル
  • 広告表示される以外は有料版と機能は変わらない
  • 無料のアンチウイルスソフトでありながら、サポート体制が万全
【KINGSOFT Internet Security】公式サイトで詳しく見る

7.Windows Defender

Windows Defenderは、Microsoft社が提供しているアンチウイルスソフトでマルウェアを取り除くセキュリティ機能を兼ね備えています。Microsoft 365に加入していなくとも、ウイルスの脅威と防止、ファイアウォールとネットワーク保護が使えます。

Windows Defenderの特徴
  • アンチウイルスソフトでマルウェアを取り除くセキュリティ機能
  • Microsoft 365に加入していなくとも、ウイルスの脅威と防止機能あり
  • Microsoft 365に加入していなくとも、ファイアウォールとネットワーク保護あり
【Windows Defender】公式サイトで詳しく見る

8.マカフィーリブセーフ

マカフィーリブセーフは、他社より高価格なものの台数無制限となっており、複数のデバイスを守ることができるアンチウイルスソフトです。世界のデバイス6億台以上を保護しており、基本的なウイルス対策機能はもちろん、VPNと呼ばれる仮想プライベートネットワークを使い公共のWi-Fiを使いながら個人情報保護を行えます。また、ファイアウォール機能も搭載しています。

マカフィーリブセーフの特徴
  • 台数無制限で自分のデバイスを複数守ることが可能
  • 世界のデバイス6億台以上を保護し、基本的なウイルス対策機能のほか、VPNを使った個人情報保護が可能
  • ファイアウォール機能も搭載
【マカフィーリブセーフ】公式サイトで詳しく見る

まとめ

現在、実に多くのセキュリティソフトがリリースされているため、その中から自分の環境に適した製品を探し出すのは難しいと感じるかもしれません。

しかし、すでに何度も説明しているようにインターネットウイルスの対策を怠ったまま利用していては、いつ情報の漏洩や不法アクセスされてもおかしくはありませんので、絶対的に必要なものだと念頭に置くようにしてください。

必要な製品が見極められない場合は、パソコンを扱っている家電量販店に行けばいろいろなセキュリティソフトが扱われており、売り場には担当のスタッフもいますので、相談に乗ってもらうのも良いでしょう。

明日は我が身の危険性もありますので、まだセキュリティソフトを導入していないのでしたら、早めに購入するようにしてください。