画像素材とは?
画像素材とは、ブログやWEBサイトなどに使用する、写真やイラストなどの素材を意味します。
「画像素材」で検索をすると、さまざまなサイトがフリー素材、ロイヤリティーフリー素材を提供しています。
フリー素材とは、基本的に「無料」で提供される素材のこと。
一方のロイヤリティーフリー素材は、使用許諾の範囲内であれば自由に使用可能な素材を意味します。
フリー素材、ロイヤリティーフリー素材ともに、テレビや雑誌、広告、WEBコンテンツにて多く用いられています。
例えば有名なフリー素材に「いらすとや」さんのイラストがあります。
テレビやWEB広告、家電量販店、公共機関のパンフレットなど、いたるところで「いらすとや」さんの作品を目にします。
また、フリー素材として提供される「人物モデル」の写真は、日本はもちろん海外の広告や雑誌にも頻繁に使用されています。
有料素材になると、品質が高いので一流と呼ばれる雑誌、テレビ、メディア、大手広告代理店でも使用されます。
例えば、テレビなどを見ているとGettyimages(ゲッティイメージズ)、Aflo(アフロ)などの社名を目にします。
これらは総合写真配信エージェンシーの名称で、各社が撮影した写真をメディアなどに貸し出しています。
ちなみに、この記事のトップ画像ですが iStock(Gettyimagesの運営)と呼ばれるサイトから素材を定額購入し使用しています。
本文中ではPIXTA(ピクスタ)や、その他の画像や写真も使用しています。
それ以外にも、当ブログでよく使用しているストックフォトサービスとしては
- Adobe Stock
- Canva
- プロ写真家にお願いした写真
こうした画像素材は、ブログやサイトを装飾する目的のほか、記事の内容を伝える「アイキャッチ」やサムネイル画像など、サイトのあらゆる場所で使用されます。
アイキャッチとサムネイル画像の違い |
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アイキャッチ画像 |
ユーザーを引きつける目的で使用される画像のこと。 |
サムネイル画像 |
アイキャッチ画像が縮小された画像のこと。 |
ブログに画像素材が必要な理由
画像素材には「視覚的効果を高める」目的があります。
例えば、ブログの文章がすべて文字だけで構成されていたとしたら、どうでしょうか?
活字嫌いの人にとっては「苦痛」に感じるはずですし、どんなに活字に慣れている人でも、途中で「退屈だな…」と感じることでしょう。
実際に、文字ばかりの小説や文学作品でも、一部挿絵などを用いて「文章がより分かるよう」工夫されていますよね。
写真やイラストは、文章をわかりやすく説明するだけでなく、単調さを無くす意味でも効果的に使用できます。
SEOとは?
SEOは日本語で「検索エンジン最適化」を意味し、SEOの施策ができれば(作成したコンテンツが)GoogleやYahoo!検索において上位表示されるという、WEBマーケティングでは、最重要とも言えるスキルです。出典元:SEOの基礎知識を徹底解説!ブログやサイト運営でSEOを活用しよう(ユニコブログ)より一部抜粋
SEO対策にも画像が必要!
前項でも少し触れましたが、画像素材は「SEO対策」でも重要な役割を担います。
具体的な方法は、記事の後半で解説しますが、画像のファイル名、画像の内容を説明するalt属性の設定、コンテンツに関連性の高い素材を選ぶことで、検索エンジンから評価される高品質なサイトが作成できます。
【メモ】ストックフォトとは?
ストックフォトとは、写真などのマルチメディア素材のこと。一定の使用料を支払うと、ロイヤリティーフリーやライツマネージド、ライツレディなどの素材が使用できます。ストックフォトの区分 |
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ロイヤリティーフリー |
通称RF、使用許諾の範囲内であれば、原則利用回数の制限無しに何度でも使用できるが、一部ライセンス料が必要な素材も存在する。 |
ライツマネージド |
使用1回ごとに利用料を支払う素材のこと。 |
ライツレディ |
使用目的別に固定費用を支払い、使用する素材のこと。 |
ストックフォトには、広告用写真、報道用写真、動画、音楽などのカテゴリーがありますが、基本的に無料素材はストックフォトと呼ばず、有料(上の表を参照)素材のみをストックフォトと呼んで区別しています。